ハウスメーカーの大工時代

こんにちは。代表の小浦です。今回は大工になってからのお話ですが、板前と大工って共通点は何も無いように思いますが、どちらも「造る」という意味で同じです。ものを造る時は、形になるまでの段取りが非常に重要で、それによって、早さも仕上がりもずいぶん変わってしまうんですね。段取り八分という言葉でもわかると思います。

第2話

板前をやめた翌日から大工になったわけですが、最初は中堅ハウスメーカーの施工でした。建築の右も左も分からなかった私が思ったことは、「大きなプラモデルみたいだな~」でした。そのメーカーでは大工と監督の育成プログラムがあって、早速そこで研修することになり、約1年間県外で寮生活をすることになったのです。そこでは座学もありもちろん実務もあり、金銭的にはかなり不自由で大変でしたが今思えば、良い経験だったと思います。

それから約2年後に、大きな大きなハウスメーカーに移ることになったのですが、前メーカーと比べて無駄のないスッキリした納まりだなと思いました。この後7年間で大工工事を携わったのは、気づいてみれば110棟を超えていました。ただがむしゃらに大工工事をしていただけで、朝起きて現場に行き、帰って寝るだけの生活だったように思います。はっきりと20代の楽しい思い出は思い浮かびません。

工場で毎日同じような作業をするような、機械のように働く仕事にワクワクしてないと気づき、周りを見始めました。偶然か必然か、人との縁も有りまして、無事ハウスメーカーを優秀な成績で卒業することができました。

ハウスメーカー時代を2期に分けると、前期5年間が、兄と仕事を覚える修行時代、後期5年間が、独立し精度とスピードを最高まで高める修練時代でしょうか。

次回は、木造建築時代のお話です。

(今回は写真はありません。)

・・・つづく・・・