10周年ありがとうございます。

今年、4月10日を迎えまして、夢工房キッチンくらぶは満10年になりました。

下請け時代が 4年、清水の舞台から飛び降りる思いで元請けを始めて6年、さまざまなことがありましたが、我々を信じて建てて頂いたお施主様はじめ、材料をお値打ちに提供してくれる商社さんや、難しい納まりを文句も言わずコツコツと作り上げて形にしてくれる職人さん、会社の方向性を後押ししてくれる方々、同じ建築業の仲間(この業界、横のつながりは本当に難しいのです)や先輩社長、先生方。そしていろんなことがありながらも一生懸命に頑張ってくれている社員さん、パートさん。創立時代の右も左も分からない時から身を粉にして頑張ってくれている戸田常務。本当にたくさんのプラスの方々に支えられてここまでやって来れたと思っています。本当にありがとうございます!

最初は「大工上りの工務店で続けられてる所なんて見たことが無い」「どうせすぐ潰れるよ」「まーやってみなよ」なんて言われていました。今の世の中5年続くだけでもすごいと言われる建築業で、まぁまぁなかなかやってるな、と自分では思っております。とは言え自分としては、大工の延長上に今の考え方がありまして、本来建物、特に木造住宅は大工の良し悪しが8割を決めると言っても過言ではないと思います。仕事が粗く手の早い大工は、耐久性、気密性、後々の不具合に大きな支障をきたします。昔は棟梁と呼ばれる大工が、建築の工程すべてにかかわる業者を束ねて住み心地の良い住宅を建ててきたのです。時代が変わり、ハウスメーカー、営業工務店、監督が現れ、棟梁の役割が無くなっていったのです。

建築材料は、構造材でも十数種類、断熱も外壁材もサッシも換気部材もそれぞれが数種類以上あり、組み合わせ方は数万通りになりますが、何を使っても建築物としては成り立ちます。ただ、プロとしては、イニシャルコストはもちろん、ランニング、メンテナンスに加え、外的要素から命を守る耐久性も考えなければなりませんし、住んでる間の快適性、カッコ良さ、かわいらしさ、健やかさ、癒し、活力の充電など、さまざまな角度から最高の組み合わせを選ばなければなりません。

職人である大工には、技術の正確さと安定した速さを追究してもらいたいので、材料と工法を吟味するのは工務店の役割だと思っています。そして、小回りの利く小さな工務店こそが出来ることであり、規模の大きいハウスメーカーとの大きな違いだと思っていて、とても大切なことだと思っています。

今までの経験を活かしながら、これからも費用対効果を常に考えつつ、より良い住まい造りに鍛錬を重ねていきたいと思っていますので、ますますのご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

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