夢工房の家づくりコラム

2024.01.16

狭小地なら、実は吹き抜けの方がメリットが多いかも。

こんにちは。夢工房キッチンくらぶです。

前回は吹き抜けの魅力とデメリット、それにデメリットの解消方法をご紹介しました。

実は狭小地の住宅と吹き抜け構造の組み合わせは、前回紹介した以外にもいくつかメリットがあります。

今回はそのことについて詳しく解説していきます。

固定資産税の計算が有利

狭小地で「吹き抜け」をつくる大きなメリットは、実は固定資産税が抑えられる点です。ではなぜ狭小地の吹き抜けは固定資産税を抑えられるのでしょうか。理由をお伝えいたします。

固定資産税の算出方法

まずは固定資産税の算出方法についておさらいします。固定資産税は次の式で算出されます。

評価額(課税標準額)× 0.014

基準となる評価額の1.4%が固定資産税の額になります。固定資産税を納税する際、市街化区域内の場合は同時に都市計画税も納めることになります。

都市計画税は以下の式で算出されます。

評価額(課税標準額)× 0.003

都市計画税は評価額の0.3%が税額となります。市街化区域以外であれば都市計画税はかかりませんが、インフラの整った地域の住宅用地はだいたい市街化区域に指定されていますので、必要となることが多いです。

評価額(課税標準額)の内訳

では固定資産税、都市計画税の基準となる評価額(課税標準額)の内訳について見ていきましょう。評価額は簡単に言うと次のような基準で決まります。

土地の評価額 + 建物の評価額 = 固定資産の評価額

土地の評価額は、国税庁が毎年7月1日に発表している路線価を元に算出されます。(中古住宅の場合はここから再建築価格と経年減点補正率を考慮して減額されます)狭小地は土地の評価額の部分が通常より小さくなりますから、広い土地に住宅を建てるより税額が小さくなる傾向があります。

建物の評価額は延床面積に、屋根、内壁、外壁、設備の評価額を加算して決まります。

評価額は必要最小限を超えるもので加算されやすく、一般的に”贅沢品”とみなされるような設備には高い評価額が付けられる傾向があります。

例えば評価額が高い設備は「ホームエレベーター」や「和室」などで、その他にもシステムキッチンの間口の広さや床暖房の面積など、サイズによって評価点が高くなる設備もあります。

ちなみに新築の固定資産税は、完成後3ヶ月以内に自治体による家屋調査が行われ、それを元に算出されます。

固定資産税が高すぎると感じた場合は、最初の納税通知書を受け取ってから3ヶ月以内であれば再審査を依頼することも可能です。

軽減・特例措置

固定資産税と都市計画税は住宅用地の場合、土地については次のような軽減・特例措置が適用されます。

小規模住宅用地
固定資産税:評価額の6分の1 × 0.014
都市計画税:評価額の3分の1 × 0.003

一般住宅用地
固定資産税:評価額の3分の1 × 0.014
都市計画税:評価額の3分の2 × 0.003

(名古屋市の場合)

一般的に狭小地と呼ばれる住宅用地は小規模住宅用地に当てはまりますから、固定資産税、都市計画税のどちらもかなり軽減されます。

つまり狭小地に建てた方が、そうでない土地に建てるよりも不動産の評価額を小さく抑えることができるのです。

なお建物についての軽減措置は、3階未満の新築耐火住宅の場合は建ててから3年間、固定資産税が2分の1になります(都市計画税は軽減されません)。

吹き抜け部分は床面積に加算されない(例外あり)

固定資産の評価額は延床面積が増えると上がりますが、吹き抜け部分は一部の例外を除いて床面積にカウントされません。単純に床がないから延べ床面積に加算されないわけです。

そのため吹き抜け構造にすると、固定資産税に影響する床面積を必要最小限に抑えながら、リビングダイニングの天井を高くすることができます。ただし例外もいくつかあります。

延床面積に加算されるケース

吹き抜け部分は基本的に床面積にカウントされませんが、そこに床があると見なされるような設備があると加算される場合があります。

たとえば上階の吹き抜け部分の壁に備え付けの棚やキャットウォークがあると、その部分が床面積に加算されることがあります。
愛猫との暮らしは楽しいものです。このあたりは設計士とよく相談しながらつくるといいでしょう。

吹き抜けは狭小地のデメリットを相殺できる

ここまで読んで気付いた方もいると思いますが、吹き抜けは狭小地のデメリットを相殺できます。

狭小地に住宅を建てるメリットは固定資産税と都市計画税を抑えられる点で、デメリットはその狭さから居住スペースが窮屈になりやすい点です。

そこで吹き抜け構造を取り入れると、狭い土地に建てる家でも広々とした空間を作ることができます。

おしゃれでゆとりのあるリビングダイニングのある家をコストを抑えて建てるなら、狭小地の吹き抜け住宅は最適!ということなんです。

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夢工房キッチンくらぶは、自然素材特有のナチュラルで温かみのある雰囲気を活かしたおしゃれで住み心地の良い家を、お客様のご要望に合わせてご提案しています。

狭小地の吹き抜け構造は当社の得意とする分野で、施工実績も数多くあります。

ランニングコストも考えた最適なご提案が可能ですので、吹き抜けのリビングダイニングを導入したい方はぜひご相談ください。

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夢工房キッチンくらぶは名古屋市を中心に、日進市、尾張旭市、春日井市、長久手市、瀬戸市、あま市、小牧市、稲沢市、一宮市、東郷町、みよし市、海部郡飛島村、知多郡阿久比町、半田市、津島市、大府市など愛知県で注文住宅、新築一戸建ての設計・施工を手掛けています。お気軽にご相談ください。

 

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