自然素材にこだわった名古屋市天白区の工務店

夢工房の家づくりコラム

2024.04.02

子育てする家!「玄関手洗い」のメリット・デメリット

こんにちは。夢工房キッチンくらぶです。

4月に入りました!新年度、新生活がスタートしますね。
もう1年の4分の1が終わったことに、正直驚きを隠せません。
年々時が過ぎるスピードが早くなっていく気がします。

気のせいかと思っていましたが、この現象には名前がついていることをご存知でしたか?
この現象は「ジャネーの法則」といって、歳を取るにつれて自分の人生における「1年」の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎるように感じるんだそうです。
つまり、時が過ぎるスピードが早く感じるということは歳を取ったということ(泣)
これを読んで共感していただけた方がいらっしゃれば…お仲間ですね。

さて本日は、「玄関手洗い」についてお話します。
新型コロナウイルスが大流行し、マスクをしたり外出を控えていたりしたのもまだ記憶に新しいですよね。
あの頃のような自粛はなくなったものの、いまだに感染する人は後を絶ちません。
そんなコロナ禍を経て、「帰宅したらすぐに手を洗う」、その習慣がより一層根付いたものになり、今では玄関に手洗いを設置する間取りが増えてきました。
今日はそんな「玄関手洗い」について、メリットデメリットや導入時の注意点などを紹介します。

玄関手洗い

これまで、帰宅して手を洗う場所といえば洗面所が一般的でした。
それとは別に、もうひとつの手洗いスペースとして玄関入ってすぐのところに設置した独立洗面台のことを玄関手洗いといいます。
セカンド洗面と呼ばれたり、「おかえり手洗い」という名前で商品化しているメーカーもあります。

玄関にちょっとした手洗いがあれば、家族が帰宅したり、お客様が来られた際にもすぐに手洗い・うがいができるのが一番のメリットではないでしょうか。
手洗い・うがいは、コロナだけでなく風邪やインフルエンザなど一般的な感染症予防にも効果的です。
だから今でも、帰ってすぐに手洗い・うがいができる環境にしたいと考える方が増えてきているんです。
夢工房キッチンくらぶでも、玄関に手洗いを設置したいとご希望されるお客様が増えてきたなぁと日々の中で実感しています。

玄関を入ってすぐの洗面。動線、機能性やデザインを考えられた、造作洗面台

 

玄関に手洗いを設置するメリット

帰ってきてすぐに手を洗う習慣が付く

コロナ禍を経て、手洗い・うがいは当たり前の生活習慣になりました。
でも小さなお子様はいまだにうっかり忘れることも。
毎日「手、洗った?」と声をかけなくてもいいように習慣をつけたい。
玄関にあれば帰ってすぐに手洗いが目に入るので、手洗いが自然とルーティーン化します。

お客様が気軽に手を洗える

お家にお客様が来られたときも玄関手洗いは重宝します。
洗面所やキッチンは本来プライベートな場所なので、家族以外の人にはあまり入ってほしくないのが本音です。
そんなとき玄関に手洗いがあれば気軽に案内できます。また、お互いに気を遣わずに過ごせますね。
お出かけ前の身支度に便利
朝の身支度で洗面所が渋滞してしまうことってよくありますよね。
年頃のお子様がいらっしゃるご家庭ではなおさら。
玄関手洗いはセカンド洗面として、外出前の簡単な身だしなみチェックができるので、朝の渋滞対策にも使えます。

玄関手洗いのデメリットと解消法

費用が掛かる

洗面台、収納などを設置するので、やはり費用はかかります。
コストを抑えるには、おしゃれな既製品を使うのがポイントです。
また、何かと兼用する方法を提案することも。トイレの手洗いと兼ねて一石二鳥の間取りにするのもアリです。

玄関が狭くなってしまう

玄関ホールや廊下を広めに作って、狭さを感じさせない設計にしましょう。
デッドスペースとなる階段下やシューズクローゼット内に配置するのもひとつの方法です。

掃除場所が増える

掃除は当たり前ですが、定期的にしなければなりません。
そこがネックというズボラな方もいらっしゃるかもしれないですね。私のように…
そんな方には、掃除しやすい素材をご提案しています。
クロスへの水はねが気になる場合はタイルを貼ることをおすすめします。拭くだけできれいになりますし、見た目もオシャレに仕上がります。
洗面台には水や汚れに強いメラミン素材がおすすめです。

玄関横の手洗い。こだわりのタイルを散りばめて。

玄関に手洗いを設置する際の注意点

設計時に気を付けたいポイントを3つご紹介します。

生活感の出にくいデザインにする

玄関はお家の顔。お客様を迎えるスペースでもあります。
なので、生活感が出過ぎてしまうような洗面所になってしまうのはNGです。
おしゃれな洗面ボウルを選んだり、あえて収納をつけない造作洗面などを提案させていただくことも多いです。

ボウルの大きさ

失敗したという声でよくあるのが「ボウルが小さすぎた」という声。
あまりに小さいと、手が洗いにくく水も飛び散りやすいです。
掃除の面でもコンパクトすぎないサイズをオススメします。

混合水栓にする

小さな洗面だしお湯はいらないと言われる方もいらっしゃいますが、個人的には水とお湯のどちらも出せる混合水栓にしておいた方がいいと感じています。
冬場、非常に助かります。
冬場こそ手洗いが重要なのに、冷たい水しか出ないと手洗いしたくなくなるんです。お子様は特に。
とはいえ、こちらはコストにも影響が出るところになるため、家族とよく話し合って決めていただくことをおすすめします。

玄関手洗いの事例紹介

夢工房キッチンくらぶの玄関手洗いをお見せします!
そもそも玄関の近くに水廻りがあるというお家も多いのですが、今回は玄関に小さな洗面が設置されている事例をご紹介しますね。

家族との暮らしを紡ぐ家


シンプルイズベスト。
まさにこれが玄関手洗い、というたたずまいです。
タッチレス水栓で触らずに水がでるので水垢もつきにくく、コンパクトながらもタイルをあしらうことでデザイン性もありつつメンテナンスしやすいのがうれしいポイントです。
あえて収納をつけず、とにかくシンプルスタイリッシュな玄関手洗いです。

家族との暮らしを紡ぐ家

 

バルコニー越しに落ち着ける2階リビングの家

こちらの玄関手洗いはシンプルながらも真鍮やゴールドなどでアンティークな雰囲気とインテリアの統一感を出した可愛らしい造作洗面です。
普段は隠すような配管もゴールドにすることで、魅せるインテリアに。
玄関の中でも、ご夫婦のセンスが光るお気に入りの一角になりました。

バルコニー越しに落ち着ける2階リビングの家

コロナ禍をきっかけに、新たな常識として生まれた間取り「玄関手洗い」。
無理なく手洗い・うがいを習慣化するのに役立つ他にも、お客様に案内しやすい、セカンド洗面になって朝の渋滞がなくなる、などなど、玄関に手洗いがあってよかった!というお声をいただきます。
玄関手洗いはポイントをおさえて設計すれば、とても便利でオシャレなスペースになります。
これからお家を建てる、リフォームする方は、ぜひ検討してみてくださいね!

各種イベント、見学会を開催しております

夢工房キッチンくらぶは、自然素材特有のナチュラルで温かみのある雰囲気を活かしたおしゃれで住み心地の良い家を、お客様のご要望に合わせてご提案しています。

内装、外装の配色についても、一流の建築デザイナーのサポートがあるのでご安心ください。

家づくりに関連したイベントも年間を通して開催しています。

モデルハウス見学会、完成見学会、建設中の家の構造見学会などの他、これから家を建てたいとお考えの方に向けた、各種勉強会も多数ご用意しています。

ご興味のある方はぜひ、イベント情報をご確認ください。

イベント情報(https://www.yume-kobo.co.jp/events/)

夢工房キッチンくらぶは名古屋市を中心に、日進市、尾張旭市、春日井市、長久手市、瀬戸市、あま市、小牧市、稲沢市、一宮市、東郷町、みよし市、海部郡飛島村、知多郡阿久比町、半田市、津島市、大府市など愛知県で注文住宅、新築一戸建ての設計・施工を手掛けています。お気軽にご相談ください。

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