夢工房の家づくりコラム
2024.02.13
もう天気や花粉を気にしなくていい! ランドリースペースの魅力
INDEX
こんにちは。夢工房キッチンくらぶです。
ベランダに出るのも寒いけど、部屋干しだと洗濯物も乾きにくくて、においが気になっちゃう…冬のあるあるですよね。
これから春になると花粉も気になってきます。
そんなときにランドリースペースがあれば!と思ったことはありませんか?
部屋干しができるメリットの他にも、あの面倒な「洗う」「干す」「たたむ」が一気に完結するランドリースぺースは、家事をする人の憧れの間取り!
今回は、注文住宅でランドリースペースをつくる上でのメリット・デメリットについてお話します。

そもそもランドリースペースとは?
ランドリースペースとは、その名の通り「洗う → 干す → 畳む」までの一連の動作をするためのスペースです。
1つの部屋として扱うこともあります。その場合はランドリールームになりますね。
欧米では昔から一般的で、日本においては2000年代に入ってから建売住宅などにも取り入れられるほど主流になってきました。
最近は洗濯だけでなく、デスクを置いてパソコンを触ったり、ちょっとした作業もできるユーティリティの役割を持たせるケースもあります。
また、ランドリースペースに洗面脱衣室やファミリークローゼットなどを隣接させることによって家事動線を短縮し、効率良く家事を終わらせることもできます。

ランドリースペースのメリット
家事効率が上がる
なんといっても家事効率が上がって時短になるという点が、一番大きなメリットではないでしょうか。
毎日洗濯をする人ならわかると思いますが、洗濯は洗濯機から出してからが大変…。
でもランドリースペースがあれば、基本的にはひとつの場所で一連の作業を行えます。
家の中をあちこち行き来したり、天候に悩まされたりという不便が減るため、結果的に家事効率が大きく上がるのです。
天気や時間を気にせず洗濯ができる
ランドリースペースに部屋干しができるようポールなどをあらかじめ設置しておけば、冬や梅雨の時期でも気兼ねなく洗濯をすることができます。また、花粉や黄砂の時期なども安心です。
さらに人目も気になりません。
洗濯物を干す場所が道路に面していたり、お客様が来たときに見えやすい場所(リビングから見えるベランダなど)に洗濯物を干すのは少し気になる…という人も多いでしょう。
ランドリースペースを人目につきにくい場所に設計することで、外を通る人の目や、来客の視線を気にせず洗濯ができます。
生活感を出さずスッキリとした暮らしが叶う
畳んだままの洗濯物がLDKにおいてあると、一気に生活感が出てしまいますよね。
そんなお悩みもランドリースペースで解決です。
ランドリースペースで家事が完結すれば、無駄な生活感を出さずに暮らすことができます。
突然の来客があっても慌てずにすみますね。

ネットなどで良く聞く後悔の声
いいことばかりと思われるランドリースペースですが、作った後に後悔する人も少なからずいらっしゃるようです。
よく聞く後悔の理由とその解決方法をご紹介します。
狭くて使いづらい…
実は、ランドリースぺースはある程度の広さがなければそのメリットを活かしきれません。
少なくとも3帖程度のスペースであることが好ましいです。
室内干しをするためにはもちろん物干しがなくてはいけませんよね。
よくある置き型物干しでもOKですが、十分なスペースがないとシーツなどの大きなものが干しづらかったり、その他の作業ができなくなってしまいます。
室内干し用のポールは天井から吊り下げるタイプのものを設置することをオススメします。吊り下げポールは、電動or手動で天井に収納できるものから、据え置きタイプでデザイン重視のものまで様々です。
ライフスタイルに合わせてお好みのものを選びましょう。
そしてできれば、洗濯物を畳めるカウンターなどもあると好ましいです。
その際に併せて考えたいのがコンセントの位置。
ランドリースペースをどのように使うかをじっくりとシミュレーションして、適切な位置に適切な量のコンセントを設けましょう。

生乾き臭が気になる…
室内干しで気になるのが、「生乾き臭」ですよね。
乾燥機があるご家庭でも、どうしても乾燥機にかけられないものもあります。
ランドリースペースに窓を設けても、湿度が高い日本の気候ではどうしても湿気がこもってしまいがち。
そんな時、、
夢工房キッチンくらぶ(YUME-KOBO)は自然素材にこだわった名古屋市天白区の工務店。
当社ではJIS認証品セルロースファイバー断熱材「 デコスファイバー」を使用しています。このセルロースファイバー断熱材は、高い調湿性(木質繊維が持つ吸放湿特性)を持っています。梅雨のじめじめした時期に、室内の湿度を適度に保ち続けさらに計画的な換気設備により、常に最適な湿度で過ごせるように設定されています。
ですので、わざわざ除湿機などは必要ありません。扇風機やサーキュレーターなどで風を通していただければ湿気対策はバッチリです。
「しまう」を考えていなかった…
せっかく「干す・乾かす・畳む」の作業が一部屋で完結しても、そこからしまうまでの動線が長くてはあまり意味がありません。
1階にあるランドリースペースから、2階にある各居室にしまいに行くには、階段を上ったり下りたりしなければならず大変!
解決方法としては、ランドリースペースを浴室や洗面脱衣室に隣接するように設け、下着やタオルなどはランドリースペース内にしまえるようにしたり、ファミリークローゼットを同じ階に配置することなどが挙げられます。
どうしてもランドリースペース単体では家事は完結できません。
関連するスペースとの位置関係を一緒に考えることが大切です。

後悔しないためのポイント
洗濯機と干す場所を近くする
家事効率を重視する場合は「洗う、干す、たたむ、しまう」の動線がなるべく一直線でできるように間取りを配置することがポイントです。
水廻りの近くに設置する
水廻りの設備はなるべくまとめておくと家事動線が短くなり、時短に繋がります。
キッチンの後ろに浴室とランドリースペースを並べると、お料理をしながらお風呂の準備や洗濯もできるので便利です。
また、ランドリースペースに限らず水廻りがまとまっていると、工事費やメンテナンスコストが抑えられる場合もあります。
除湿・換気に気を付ける
ランドリースペースは「日当たり」を優先しがちですが、大事なのは実は「通気性」です。
窓は2か所以上がオススメ。風が抜ける配置にすることが大切です。
先ほどもお伝えしたように、当社のお家の場合は扇風機やサーキュレーターで十分な通気性を得ることができますのでご安心ください。

実際の設置例
実際に設置した例を夢工房キッチンくらぶの施工事例から見ていきましょう。

https://www.yume-kobo.co.jp/works/p766/
土間のある家
白を基調にしたランドリースペースは、ホテルをイメージしたクリーンな印象に。
浴室と洗面脱衣スペースに隣接しているので動線もバッチリです。

https://www.yume-kobo.co.jp/works/p845/
バイクガレージのある家
こちらは洗面脱衣とランドリースペースが一体化したコンパクトタイプです。
使い勝手のいい造作のカウンターを設置しました。
億劫だった家事を少しでも気持ち良く、効率的にできるようにするのがランドリースペースです。
せっかくランドリースペースをつくったのに、あまり使わなかった、かえって不便だったという結果になってしまってはもったいない!
きちんとデメリットも把握した上で、本当に必要かどうかもう一度考えてみましょう。
夢工房キッチンくらぶは、ランドリースペースがお気に入りスペースになるよう、お客様と一緒に考え、デザインしていきます。
ランドリースペースづくりに悩んだら、いつでもご相談ください。
また、先ほどお伝えしたYUME-KOBOで採用しているJIS認証品セルロースファイバー断熱材「 デコスファイバー」についても、詳しくは当社代表の動画もご参考ください^^
各種イベント、見学会を開催しております
夢工房キッチンくらぶは、自然素材特有のナチュラルで温かみのある雰囲気を活かしたおしゃれで住み心地の良い家を、お客様のご要望に合わせてご提案しています。
内装、外装の配色についても、一流の建築デザイナーのサポートがあるのでご安心ください。
家づくりに関連したイベントも年間を通して開催しています。
モデルハウス見学会、完成見学会、建設中の家の構造見学会などの他、これから家を建てたいとお考えの方に向けた、各種勉強会も多数ご用意しています。
ご興味のある方はぜひ、イベント情報をご確認ください。
イベント情報(https://www.yume-kobo.co.jp/events/)
夢工房キッチンくらぶは名古屋市を中心に、日進市、尾張旭市、春日井市、長久手市、瀬戸市、あま市、小牧市、稲沢市、一宮市、東郷町、みよし市、海部郡飛島村、知多郡阿久比町、半田市、津島市、大府市など愛知県で注文住宅、新築一戸建ての設計・施工を手掛けています。お気軽にご相談ください。