自然素材にこだわった名古屋市天白区の工務店

夢工房の家づくりコラム

2024.12.19

住宅のプロが教える!無垢床のメンテナンスとお掃除

こんにちは。夢工房キッチンくらぶです。

12月半ばにさしかかってくると、そろそろ大掃除をしないとな~という気持ちになってきます。(まだ気持ちだけです)
読んでくださっているあなたは1日に集中して全ての大掃除をするタイプですか?それとも日を分けて部分ごとに大掃除を進めていく対応ですか?
ちなみに私は1日集中型です。そうです、夏休みの宿題もそのタイプでした(笑)

さて、そんな大掃除にちなんで、今日は夢工房キッチンくらぶでもおなじみの無垢床のメンテナンスとお掃除についてお話したいと思います。
実は意外と知られていないのですが、無垢のお手入れはそんなに難しくないんです。
これから詳しくお伝えしていきますので、ぜひ今年の大掃除やメンテナンスの参考にしてみてください。

無垢材とは

まずおさらいとして、「無垢材」とは一体どんなものでしょうか。
無垢材は、天然の木から切り出されたそのままの木材のことです。
この無垢材をフローリングの床材として利用することで、その木目の美しさで自然の風合いが楽しめるだけでなく、爽やかな木の香りに包まれたり、足裏の触り心地がよかったりと、五感で自然を感じられる心地よい住まいになります。

無垢床の塗装について

無垢の床は自然の木そのままというわけではなく、保護したり長持ちさせるために「仕上げ塗装」が施されています。仕上げ塗装には2種類あります。

「浸透系塗料」による塗装

1つ目は「浸透系塗料」と呼ばれる、木の内部に浸透するタイプの塗料を使った塗装です。自然由来のオイルやワックスなどが該当します。木の呼吸を妨げず、調湿性能を維持してくれるのと同時に、自然の風合いを楽しむことができます。
夢工房キッチンくらぶが採用しているリボス塗料「KALDET」もこの浸透性塗料にあたります。

「造膜系塗料(コーティング系塗料)」による塗装

2つ目が「造膜系塗料」と呼ばれる、木の表面に膜を張るタイプの塗料を使った塗装です。代表的なのが、ウレタン塗装やUVウレタン塗装になります。塗膜によって適度な光沢が生まれ、浸透系塗料に比べると水や汚れに強いのがメリットです。
ただし、木本来の質感は薄れてしまいます。

 

このように、無垢床の塗装には2種類あり、それぞれお手入れ方法が少し異なります。
今回は、夢工房キッチンくらぶで採用している浸透系塗料で塗装されている無垢床にフォーカスしてお手入れ方法をお話していきたいと思います。

無垢床の普段のお掃除・お手入れ

それでは、まずは基本的なお掃除についてお伝えします。

掃除機・ほうきをかける

普通のフローリングと変わらず、無垢床の表面のほこりや髪の毛などのゴミを取り除きます。昔ながらのほうきを使ってももちろんOKです。
掃除機の場合は、あまり強くあてたりすると、特に柔らかい材質の無垢床は凹んだり傷がついたりすることもあるため優しくかけるようにしましょう。
コロコロと呼ばれる粘着テープタイプのものや、ドライタイプのクイックルワイパーでもかまいません。

乾拭きをする

無垢床の場合、塗れた雑巾やウェットタイプのクイックルワイパーなどは避けた方がいいでしょう。
無垢床には乾いた雑巾や、ドライタイプのクイックルワイパー、モップなどを使った乾拭きが最適です。
掃除機やほうきをかけた上で、汚れが気になる場合にさっと乾拭きしてあげましょう。木目に沿って拭くと、汚れが落ちやすいです。

※乾拭き以外でメンテナンスを行う場合はオイル形の「蜜蝋ワックス」が良いでしょう。蜜蝋ワックスとは、その名の通り蜜蝋でできているワックス。

ミツバチの巣で蜂蜜を採取した後に残るもの(蜜蝋)を主原料に、植物油の荏胡麻油(エゴマ油)や亜麻仁油(アマニ油)などがミックスされた、天然素材のオイルワックスです。

 

もし、乾拭きをしてキズや汚れが気になったら私たちにご相談ください。実際に見させていただき最適な方法をご提案させていただきます。

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油汚れやキズ・凹みにはどう対処する?

次は、ひどい汚れやキズなどのトラブルへの対策です。
無垢材は水やキズに弱いのがデメリットでもあります。生活する上でなにかをこぼしたり、重いものを落としてしまったりということはどうしてもあるものですよね。
汚れても、キズがいっても、慌てなくて大丈夫!日常で発生した大体のトラブルについては業者に頼らず対処ができます。

水・ジュースなどをこぼした場合の対処方法

水気のあるものををこぼしたら、決してそのままにせずすぐに拭き取りましょう。
ワックスが撥水作用が働けば、過度に浸透せずシミになりにくいです。逆に、こぼした水を放置してしまうとシミになってしまう恐れがあるので、早めの対処を心がけましょう。

油汚れが付いた場合の対処法

油っぽい汚れの場合は、少しだけ中性洗剤(食器用洗剤など)を薄めたものを雑巾に浸み込ませてさっとふきとることで汚れが落ちやすくなります。その際雑巾は固く絞りましょう。

油性ペンの落とし方

小さなお子様が油性ペンで床に落書きをしてしまった…なんてことはあるあるかもしれません。もし無垢床に書いてしまっても、表面をサンドペーパーなどで削ってあげれば、きれいに消すことができます。
削った後は木くずを取り除いて、さっと拭いた後、削った場所にワックスを塗り直すとさらにキレイになります。

キズ・凹みに対するの対処法

無垢材の中には硬さに色々な種類がありますが、おおむね合板のフローリングよりもキズがつきやすいという傾向があります。また、重いものをうっかり落としてしまったりするだけでちょっと凹んでしまうこともあります。

このようなちょっとした傷や凹みには、霧吹きで水をかけ、その上から水気を絞ったタオルを被せてアイロンを当てることで目立たなくなります。水分によって木が膨張し、傷が修復されます。

1年に一度のワックスがけ

1年に一度程度のメンテナンスとしてワックスがけをすると、表面にツヤが出て美しさを取り戻し、また撥水効果で汚れの防止になります。
床板を敷いて最初の数年間はこのようなお手入れを行うことで、塗料が無垢材に染みて馴染んでいきます。そして汚れの予防力も高まり、無垢の風合いも増していきます。
ワックスには天然素材のものを選べば、独特の嫌な臭いがなく小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも安心してワックスがけすることができます。

年1回のワックスがけをオススメしているとはいえ、家中の床にワックスがけをするのはそこそこの気合が必要ですよね。
ただ、ワックスがけをしないからといって、すぐに床がダメになったりするものではありませんので安心してください。
経年変化を楽しむのもありですが、やはり長持ちさせるためにもワックスやオイルでのお手入れはしておいたほうがよいでしょう。
また、こうして自分で定期的にメンテナンスしてあげることで、床にだんだん愛着がわいてきてもっとお家が好きになってきますよ。

まとめ

今回は、無垢床の普段のお手入れから、トラブルの対処法、年に1回のワックスがけまでご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。意外と無垢床のお手入れは大変なことではないんです。
無垢床はある程度のことは自分でメンテナンスができます。また、お手入れするごとにどんどん愛着が湧いてくるはずです。そして住んでいくうちにどんどん味わい深くなっていきます。そうやって経年変化を楽しむのもいいと思いませんか?

お掃除やお手入れも楽しみながら、心地よい暮らしを続けていきましょう。
無垢床のお手入れについて、わからないことがあればいつでもご相談ください。ご自身で対処しきれない場合には、私達が訪問させていただき対応いたします。

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