夢工房の家づくりコラム
2025.10.03
愛知県で“賃貸”か“持ち家”か迷ったら。20~40代子育て世代が知っておきたい住まい選びのポイント
INDEX
こんにちは。
名古屋市・天白区を拠点に、自然素材にこだわった家づくりをしている夢工房キッチンくらぶです。
先日、閉幕間近の大阪万博に行ってきました!
混雑を予想してパビリオンにはあまり入らず、雰囲気だけ楽しむつもりで散策したのですが、大屋根リングに上ったり、建物を眺めるだけでも結構楽しめました。
涼しくなって気持ちよかったですし、これから行く方は、記念に雰囲気だけ味わうのもおすすめです😊
さて、結婚や出産、子育てやペットとの生活をきっかけに、「そろそろ賃貸を卒業して持ち家を…」と考え始める方は多いですよね。
でも実際には「気楽に賃貸のままでもいいのでは?」「住宅ローンは本当に返していけるのか?」と迷うもの。
今日は、愛知県でこれから家族が増え、お家を考えだす20~30代、そして40代のご夫婦に向けて、賃貸と持ち家を選ぶときに押さえておきたいポイントをまとめました!是非参考にしてみてくださいね。
賃貸のメリット・デメリット
メリット
初期費用が抑えられる
頭金やローン審査が不要なので、すぐに新生活をスタートできます。
住み替えが自由
転勤や子どもの成長に合わせて、間取りや立地を柔軟に選べます。万が一近隣トラブルがあっても、気軽に引っ越しを考えることもできます。
修繕費がかからない
建物のメンテナンスや設備の交換費用は基本的にはオーナー負担となるため、自己負担になる可能性が少ないのも魅力の一つです。
デメリット
家賃が資産にならない
35年間家賃を払い続けても、自分のものにはなりません。
間取りや内装に制限がある
子どもの成長に応じて間取りを変更したり、収納を自由に増やせないなどの制限があります。
老後の家賃負担
定年後も賃料を払い続ける必要があり、年金生活では負担に感じる可能性も。
持ち家のメリット・デメリット
メリット
自分の資産になる
ローン完済後は住居費を大きく抑えられ、将来的に売却も可能。
自由に家づくりができる
間取りの変更や設備のアップグレードなど、自分たちのライフスタイルに合わせて住まいをカスタマイズできます。
住宅ローン控除や補助金が使える
10年間の税金控除や子育て世代向けの補助金制度が利用できます。
社会的信用が得られる
住宅ローンを組んで家を持つことは、安定した収入があることの証明となり、社会的な信用に繋がることがあります。
デメリットや気をつけたいこと
初期費用が意外とかかる
頭金・諸費用・引っ越し費などで数百万円規模の準備が必要。
維持管理の責任がある
屋根や外壁、給湯器など、長く住むほど修繕費がかかります。
ライフスタイルの変化に対応しにくい
転勤や離婚、近隣トラブルなどがあっても、すぐに家を売却して引っ越すということが困難なことも。売却には時間がかかり、希望の価格で売れるとは限りません。
生涯コストで比較してみよう
以下は【4,000万円の持ち家】と【同等クラスの賃貸(家賃13万円)】を35年間続けた場合のモデル試算です。
項目 | 🏠 持ち家(4,000万円) | 🏢 賃貸(家賃13万円) |
初期費用 | 💰 400万円(頭金200万円+諸費用200万円) | 💰 65万円(敷金・礼金・仲介料など) |
35年間の月々支払 | 🏦 約4,800万円(住宅ローン:月約11.4万円×420回) | 🏦 約5,460万円(家賃13万円×420回) |
更新料・固定資産税等 | 🏷 固定資産税:約700万円(年間20万円×35年) | 🏷 更新料:約230万円(13万円×17回※2年ごと) |
合計支払額 | 💵 約6,400万円 | 💵 約5,755万円 |
最終的に残る資産 | 🏡 土地+建物(価値1,000〜2,000万円※築35年時想定) | 0円(基本はオーナー負担) |
※試算条件:金利1.5%・元利均等返済、固定資産税は年平均20万円で計算。修繕費は一戸建て平均を想定。
ポイント解説
💡支払い総額だけを見ると賃貸の方が安く見えるが、持ち家は資産が残るため将来の安心感がある。
💡賃貸は初期費用が少なく柔軟だが、老後も家賃を払い続けるリスクもあり。
子育て世代が考えておきたいチェックポイント
- 将来の転勤・住み替えの可能性は?
- 子どもの学区や通学環境はどこを重視する?
- 家計の中で月々いくらまでなら安心して払える?
- 親との同居や実家サポートを見据える必要は?
賃貸と持ち家、あなたに合うのはどっち?
結論からお伝えすると、賃貸と持ち家のどちらかが絶対的に優れている、という答えはありません。なぜなら、最適な選択はライフプランや価値観によって大きく異なるからです。
自分がどちらに向いているか、チェックしてみましょう。
賃貸に向いている人
- 転勤やライフスタイルの変化が多く、住む場所や間取りを柔軟に変えたい
- 初期費用を抑えつつ、気軽に新生活を始めたい
- 修繕やメンテナンスはなるべく負担をかけたくない
持ち家に向いている人
- 将来的に土地や建物という資産を持ち、家族の暮らしを安定させたい
- 自然素材や間取りを自由に選び、リフォームやカスタマイズを楽しみたい
- 老後まで安心して暮らせる家づくりを重視したい
これからの暮らしを考えるために
20~40代の子育て世代にとって、住まいはこれからの人生に大きな影響を与える大きな選択です。
賃貸・持ち家のどちらにもメリットとデメリットがありますが、大切なのは「家族にとって無理なく安心して暮らせるか」という視点です。
まず、毎月の支払いや将来のライフプランを考えながら、家計にどのくらいの負担がかかるかをイメージしてみましょう。次に、子どもの成長や学校環境、通勤のしやすさなど、日々の生活動線や周辺環境を想像して、暮らしやすさを考えることも大切です。さらに、老後まで見据えて、将来的に資産として残るのか、それとも柔軟に住み替えできるのかといった視点も取り入れると、自分たちに合った選択が見えやすくなります。
持ち家の場合、一般的には将来的に外壁や屋根の塗装、設備の交換など、定期的なメンテナンス費用が必要になります。これが「持ち家の大きなデメリット」と言われる理由の一つです。
ですが、夢工房キッチンくらぶの家は高い住宅性能と自然素材の組み合わせにより、湿気や劣化に強く、将来的なメンテナンスコストを抑えやすい設計になっています。長く住むほど安心感が増し、資産価値を保ちながら快適な暮らしを続けられるのも大きな魅力です。
どちらを選ぶにしても、「今の暮らし」と「これからの暮らし」のバランスを考えながら決めることが大切です。もし迷ったときは、実際に住まいを見たり、専門家に相談することで、より具体的なイメージがつかめますよ。
夢工房キッチンくらぶでは、自然素材の家づくりの体験や完成見学会も随時開催しています。あなたと家族に合った住まいのカタチを、一緒に考えてみませんか?
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