自然素材にこだわった名古屋市天白区の工務店

夢工房の家づくりコラム

2017.09.18

快適な家づくりを成功させる秘密は「気密」にあり

前回は断熱材に関する記事を書きました。
今回は「気密」についてお話します。

まず、「高気密・高断熱」という言葉はよく聞くけど、
どのように比較していいのかわからない!判断基準がわからない!

という方がたくさんいらっしゃいます。
実は「高気密・高断熱」の性能について
建築のプロでなくても、簡単に判別する方法があります。

とはいえ難しい話になるので、ひとつづつ
説明させていただきますね。

 

①高断熱
まず断熱性能については「Q値」で表すことができます。
これは計算方法が決まっていて、ごまかしのきかない数値です。

数値が小さければ小さいほど
熱の逃げない、断熱性能が高い家ということになります。

具体的にどのくらいの数値があると良いかというと、
夢工房キッチンくらぶではQ値2.0前後が最低レベルだど考えています。

名古屋ではQ値2.7未満で長期優良住宅基準と言われていますが
これはあくまでも、今現在のレベルで
2020年にはQ値2.7が建築できる最低限の水準になります。

高ければ高いに越したことはありませんが、
今現在、コストと性能のバランスを考えると
Q値2.0前後が適正水準だと考えています。

②高気密
家づくりは大きく分けると「設計+施工」という流れです。
お料理に例えると「レシピ+調理」です。
断熱性のQ値はこのレシピの段階の数値になります。

Q値が良くても、住んでみると寒い!というケースがよくあります。
これは「レシピの数値」が良くても「調理が下手」だとおきてしまいます。

この調理が上手いか下手かというのを知る方法があります。
それは「気密測定」によって出る「C値」です。
C値は現場の実測なのでその工務店の腕によって変わります。

C値も数値が小さければ小さいほど、気密性能が高い家となります。
夢工房キッチンくらぶではC値1.0前後が最低レベルだと考えています。

広いリビング

③まとめ
家づくりにおいて、
断熱性能と気密性能はセットで大切な要素です。

断熱性が良くても気密性が良くないとだめ、ということがわかりましたね。
また気密性能が低いと計画換気の効率も悪くなります。

今まで、断熱は大事だと思っていたけど
気密について考えたことはなかった…という方、
これからの家づくりに役に立つのではないでしょうか。

もっと家づくりについて勉強したい!という方、

是非「賢い家づくり勉強会」に参加してみてください。

後悔しない家づくりのための知識お話しますよ!

 

青山

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