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日々のこと夢工房の家づくり

2021.01.23

お家の乾燥と結露について

こんにちは! 持田です。

今年の冬はあまり寒くないな~なんて思っていましたが、

ここ数日でとんでもなく寒くなってしまいましたね。

暖房を付けると、お家の中が乾燥します。

今日は「乾燥と結露」について書こうと思います(^^)

 

そもそも、高気密高断熱のお家ってとっても乾燥しやすいんです。

なぜかというと「お家が暖かいから!」

皆様高校生の時に相対湿度というものを学んだと思います。(私は記憶にございません😁)

相対湿度とは「湿度〇%」という馴染みの言葉で表されています。

温度(気温)が高くなると、飽和水蒸気量が増えます。

ただし、空気中の水蒸気量は変わりません。

ということは、湿度がどうしても下がってきてしまうんです。

、、、、、、、、、。

 

うん、分かりにくい(笑)

 

(ウェザーニュースさんから画像をお借りしました。)

この図の薄い水色の部分をみて分かる通り、30℃と15℃では空気中に含むことのできる水分の量(飽和水蒸気量)が大きく違うことが分かります。

一番右の30℃と真ん中の15℃は同じ水分量です。

明らかに右の30℃の場合は空気中の水分量の密度(湿度)が減ってしまうんです。

これが乾燥の原因です。

つまり、こういうことです↓

(除湿ナビさんからお借りしました。)

高気密高断熱で暖かいお家だからこそ、乾燥しやすくなってしまうんです。

 

 

と、いうことで、乾燥に対する対策は大きく2つだと思います!

 

①室温を過剰に上げ過ぎない!(飽和水蒸気量が大きくなってしまう為)

⇒我が家は冬は22~23℃くらいにしています。

 

②加湿器を利用する!

⇒我が家は17畳用の大き目の加湿器をリビングに設置しています。

 

当たり前のことを堂々と書いてみました(笑)

 

 

 

そして、逆に結露はこの飽和水蒸気量よりも空気中の水分量が多くなった時に起こります。

 

上の図でいうと、バケツからお水が溢れている状態。

 

なので、窓の性能が悪いお家だと、外の冷たい温度(気温)が窓を通して室内に伝わってしまうので、窓付近の気温が下がり、合わせて飽和水蒸気量も下がってしまうので、結露が起こってしまうんです。

 

なので、窓の性能ってとっても大切!!

 

ちなみに性能の良いお家でも、加湿しすぎるともちろん飽和水蒸気量の関係で結露が起きる可能性もあります(我が家では起きたことはありませんが)。

 

例えば、室内の湿度計75%だったとします。

 

いくら窓の性能が良くても多少窓付近の温度は下がってしまうので、窓付近の空気が飽和水蒸気量いっぱいになります。

 

よって、室内は75%の湿度だったにも関わらず、窓付近は100%を超えてしまい、結露が出来てしまう。

 

湿度は高くても60%前後をお勧めします(*^_^*)

 

ちなみに我が家では50%前後の湿度で生活しています。

加湿器が無いとやはり乾燥してしまうので(お家の中が暖かい証拠😊)、大き目の物を購入しました。

 

最近我が家が乾燥気味だったので、OB様で同じような悩みをお持ちの方がいるのではないかと思い、長々と書いてしまいました(笑)

 

(社長、間違っている記述があればこっそり連絡ください(笑))

 

少しでもお悩み解決出来たら嬉しいです(*^_^*)

 

私は、一切なにもしなくても超快適!!っていうお家は存在しないと思っています。

 

寒ければ暖めるし、暑ければ冷やし、乾燥が気になれば加湿する必要があります。

ただ、少しでもそういった負担を減らして少ない力で快適が手に入れば嬉しいですよね。

 

夢工房キッチンくらぶの建てる家はそんな気持ちの詰まったお家だと思います。

 

 

おかげ様で我が家はとても快適で、アパートで暮らしていた時は毛布何枚も重ねて寝ていたのが、今は掛け布団一枚!

やっぱりストレスのない生活は良いですね(*^_^*)

 

 

 

 

あ、先日100日を迎えたのでお食い初めをしました。

まんまる×はげちょび なので、和服が似合っていた気がします。

髪の毛無くて得してよかったね(笑)

 

持田

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