夢工房の家づくりコラム
2024.05.14
今さら聞けない!「壁掛けテレビ」で後悔しないために知っておくメリット・デメリット
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こんにちは。夢工房キッチンくらぶです。
最近は朝晩の温度差でくしゃみがとまらないスタッフです。
先日行ったキャンプであまりの体力のなさに絶望し、家トレを始めようかと考えています。
気持ちは十分なのですが、いざ時間ができるとソファに寝転がって、初心者向け筋トレ動画を探している間に時間が経ってしまうことがほとんどです。
おすすめの初心者向け筋トレ動画があれば是非教えてください!
さて、今日の本題です。
みなさんのお家のテレビはどんな風に置いていますか?
最近では、新築のお家でテレビを壁掛けにしたいという方が増えているそうです。
賃貸では勝手に穴を開けることはできませんし、すでに完成した家に後から穴を開けて設置するというのもなかなか大変なので、新築の機会にと考える方は多いようです。
ではなぜ多くの人がテレビを壁掛けにしたいと思うのでしょうか?
壁掛けテレビにはどんなメリットがあるのか、デメリットも一緒にお伝えしていこうと思います。
壁掛けテレビってどんなテレビ?
壁掛けテレビとは、専用の金具を壁に設置してそこにテレビを掛けて使用するタイプのテレビのことを言います。
壁掛けテレビは、見た目も軽やかでスタイリッシュ。
薄型で軽量の液晶テレビが主流になってきたことで、壁掛けを選択する人が増え、人気を集めています。
壁掛けテレビのメリット
実際にテレビを壁掛けにすることでどんなメリットがあるのでしょうか?
倒れて壊れる・傷がつく・ケガの心配が少ない
近年主流となっている薄型の液晶テレビは、軽量のため置き型だと地震などの際に倒れて落下してしまうリスクがあります。
画面にヒビが入って割れてしまったり、破損の恐れがあります。
また、薄型軽量になったとはいえ、もし下に小さなお子様やペットがいたら大怪我になってしまう可能性もゼロではありません。
その点、壁掛けテレビは専用の金具を使ってしっかりと壁に固定されているため落下の心配がほとんどないのが最大のメリットではないでしょうか。
震災時も安心です。
見た目がスッキリする
テレビボードやラックが不要になるため省スペースで設置でき、お部屋がすっきりとしてオシャレに見えます!
また、画面を支える脚がなくフラットに配置できるため、ごちゃつく配線も壁の中に隠してしまえば、シンプルでスタイリッシュな空間を演出できます。
掃除がラクになる
テレビの後ろ側には配線コードがあり、ホコリがたまりやすくなります。
置き型の場合、テレビを動かして掃除するのはひと苦労。
壁掛けテレビなら、配線を隠してしまえるので、さっとホコリを払うだけでいいのでお掃除の負担がなくなります。
特に、テレビを支えるアームが動くタイプならよりお手入れがラクになります。
壁掛けテレビのデメリット
メリットがあればもちろんデメリットもあるのが世の常ですよね。
壁掛けテレビのデメリットもあらかじめしっかりと知っておくと、後悔がなくなります。
設置後のテレビの位置変更が難しくなる
先程もお伝えしたように、壁掛けテレビは専用の金具で壁に固定します。
模様替えをしてテレビの位置を変えたいと思ったときには、金具の取り付けからやり直さなければならずかなり大変です。
また、配線目隠し用に壁に穴を開けている場合は、ふさいだり隠したりすることも考えなくてはなりません。
定期的に模様替えをしたいという方には、壁掛けテレビはオススメできません。
設置に費用がかかる
テレビを設置する壁の強度や、取り付けるための専用金具の種類、テレビの大きさなどによっても変わってきますが、業者に頼む場合の設置費用の目安は約4万円~10万円程度です。
配線に気を付けないといけない
壁掛けテレビにオーディオ機器やゲーム機などを有線接続をする場合、壁の中に配線を通したり、配線カバーで隠したりすることが一般的です。
設計時から、周辺機器が増えることも想定して配線方法を検討する必要があります。
壁掛けテレビ設置の注意点
施工後に後悔しないために、壁掛けテレビを設置する際に注意したいポイントをチェックしておきましょう。
取付位置
テレビを設置する高さは、画面の見やすさに影響します。
椅子やソファに座って観ることが多いか?床に座って観るかによってちょうどいい高さは変わってきますので、ライフスタイルをしっかり振り返って設計士と相談しながら位置を決めましょう。
壁の補強
壁掛けテレビを設置する壁面には、壁の中に下地を入れておく必要があります。
最近のテレビはどんどん薄く軽量化されていますが、大きさや機能によっては数十kgあるものも珍しくありません。
通常の石膏ボードのみではテレビを支えるには強度不足なので、壁が崩れないよう補強をする必要があります。
壁掛けテレビの位置が決まったら、必ず壁に補強下地をいれてもらうようにしましょう。
配線計画
せっかく壁掛けテレビにするのであれば、なにかとごちゃつく配線関係はできれば壁の中を通してスッキリさせたいところですよね。
配線計画にはコンセントの位置も重要です。
壁掛け金具の規格を確認して、干渉しない位置にしましょう。
また、テレビのコードだけでなく、周辺機器との接続コードなども含めてしっかりと配線計画を立てましょう。
収納計画
壁掛けテレビにはテレビボードが不要なことがメリットですが、逆に「収納が無い」と困ってしまうケースも多いです。
同じく壁掛けタイプの棚を設置する、周辺機器用のウォールシェルフを設置するなどの収納計画もあらかじめ必要です。
壁掛けテレビのあるお家の事例紹介
実際に壁掛けテレビを設置したお家はどんな感じになっているでしょうか?
壁掛けテレビを選択されたお家をご紹介します。
セカンドリビングでくつろぐ家
壁掛けテレビの下には造作のテレビボードを設置しました。
壁掛けテレビと同様に脚をなくしたフロートタイプなので、スッキリとスタイリッシュな印象を与えてくれます。
また、脚がないことでお掃除ロボも通りやすく、綺麗な状態を保つことができます♪
光と眺めを取り込む家
限られたスペースの中で、うまく空間を利用した壁掛けテレビです。
1階と2階を繋ぐ階段の腰壁にテレビを設置しています。
珍しい間取りですが、コンパクトハウスをご検討されているお客様からの人気も高いお家です!
薄型軽量のテレビが普及したことにより、人気が高まっている壁掛けテレビ。
リビングをスタイリッシュでおしゃれな印象にしてくれる上、安全面にもメリットが多く、新築のお家に是非取り入れたいとお考えのお客様も多いです。
しかし、デメリットもあるためライフスタイルによってはおすすめできない可能性もあります。快適な壁掛けテレビライフを楽しむため、設置した後に後悔しないよう、設計の段階でしっかり計画を立てましょう!
夢工房キッチンくらぶでは、壁掛けテレビに付随したDVDやレーザーディスク、録画のためのハードディスクなどの設置位置などもあわせてご相談をお受けいたします。
配線をする為の空配管をしてまとめて置く場所の確保や、リモコンの赤外線を邪魔しない収納扉の検討など、壁掛けテレビに関するすべてにおいてトータルにご提案ができますので、安心してご相談ください!
▼施工事例ページはこちら
https://www.yume-kobo.co.jp/works/
各種イベント、見学会を開催しております
夢工房キッチンくらぶは、自然素材特有のナチュラルで温かみのある雰囲気を活かしたおしゃれで住み心地の良い家を、お客様のご要望に合わせてご提案しています。
内装、外装の配色についても、一流の建築デザイナーのサポートがあるのでご安心ください。
家づくりに関連したイベントも年間を通して開催しています。
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